子供を授かりたいなら、一点集中の婚活をすること!
- konkatsulets
- 7月16日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
結婚相談所 婚活レッツの仲人をしている、堀部正博です
日本の現代社会において、結婚することは当たり前ではなくなりつつありますし、結婚することが容易ではなくなっています。
生涯未婚率の推移で見てみたいと思います。まず、生涯未婚率とは50歳時点で一度も結婚をしたことがない人の割合を示した値で、最近では50歳時点未婚率と表示されています。
1970年の生涯未婚率は、男性1.7%、女性3.3%です。1990年では男性5.6%、女性4.3%となっています。1990年を境に男性の未婚率が急増し、女性も2000年頃から増加傾向が顕著になっていきます。1990年はバブル経済終盤期で、それ以降はバブル崩壊し、失われた10年とか30年と言われている経済低迷期になっていくことになります。これと合わせる形で生涯未婚率も増加傾向にあります。
結婚と経済力は密接に関係しているので、バブル崩壊後に生涯未婚率が増加しているのは、ある程度理解が出来る数値であると思います。逆に、高度経済成長期等では結婚して中流階級の世帯が多かったことからも分かるように、経済的に余裕がることからも結婚、出産という流れが出来ていたと思います。
現代社会においては、経済低迷期と言われていたり、貧富の差が激しい時代ということで、低所得者の結婚はかなり難しいものになっていることから、未婚率が高くなっている要因であると思います。また、価値観の多様性から、結婚という選択をしない人が増えているとも言えますが、意識調査からは毎年8割以上の人が結婚したい、いずれ結婚したい、良い人がいたら結婚したいといったように、結婚に対しては希望している人が大半となっています。
2020年の生涯未婚率では、男性が28.3%、女性が17.8%と男性は30年で5倍、女性は4倍になっています。このことからも結婚が当たり前の世の中ではなくなっているのです。
子供を授かりたいと考えた時に、日本では結婚をしなければ子供を授かれないという傾向があります。これは法律や制度ということではなく、風習ということです。日本の非嫡出子(婚外子)と言われる婚姻関係にない親から生まれた子供の割合は2%程度となり、98%は嫡出子ということになります。このことから子供を授かるには結婚という流れになるのです。出来婚という言葉がありますが、妊娠をしたら結婚するというのも日本の風習や世間体などから結婚へと進むのだと思います。
婚活において、子供を授かりたいならば、相手を見つけてまずは結婚することです。多くの婚活者は、当然ですが自分にとって相応しいパートナーを選ぼうとします。しかし、ここで問題になるのが選び過ぎるということです。吟味に吟味を重ね選りすぐりのお相手を探そうとするあまり、なかなかパートナーに巡り合わず、生涯独身のままになってしまう人も数多くいるのです。
そもそも結婚相談所で成婚するのも簡単ではないのです。仮に1年間婚活をした人の中で、成婚に至る人の割合がどれぐらいかというと約10%ほどです。残りの90%の婚活者は活動を継続しているか、止めてしまうか、休会するかのいずれかになります。10%という狭き門を突破するには、それなりの覚悟が必要ということです。
特に、ある程度の年齢になって子供を授かりたいと考えた時に、相手に関しても条件もよく、性格もよく、フィーリングも合うなどしっくりくる人が探そうとして、妥協をしない人がとても多くいます。そうすると、子供を授かるという夢も消えてしまい、エンドレスの婚活になってしまうのです。
子供を授かりたいと考えるならば、ある程度お相手の気になる事や条件などを許容して、成婚し、結婚することを優先して、子供を授かることに重きを置いて欲しいと思います。
全てを叶えることは出来ないと考えて、覚悟を決めて婚活をして欲しいと思います。
_edited.jpg)


コメント