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成婚率についての説明!

執筆者の写真: konkatsuletskonkatsulets

こんにちは!


結婚相談所の仲人をしている、堀部正博です


本日のテーマは、「成婚率についての説明!」というテーマでお話をしたいと思います。


婚活をスタートする婚活者の方は、どのサービスを利用するか検討する段階で、成婚の実績等から判断をする人も多いと思います。


そこで、成婚率の算出方法について解説をしたいと思います。


最近、結婚相談所で開示している成婚率について、その算出方法は以下のものが最も多いと思います。


成婚率 = 1年間の成婚者数 ÷ 1年間の全退会者数


この算出ですと、1年間で退会された全会員の人数を分母として、そのうちにご成婚退会をした人数を分子とするものです。成婚率の算出はこの出し方が最も正確で分かりやすいと思います。


一方で、会員全体の中で何割ぐらいの会員が成婚出来ているのか?という質問が多いのですが、正しい数値を出すのは簡単ではありません。1年間で活動した人数を分母として、その全体の会員数の中でご成婚をした人数の割合とすることになると思います。


この場合、前年から継続している会員もいれば、1年の最終日に登録して1日だけの活動日となる人もいます。案分等をして算出することも出来ますが、かなり大変な作業になると思います。よって、前年から継続している会員に、1年間で入会をした会員数を足しが人数を1年間に活動した会員数として分母とし、そのうちご成婚した会員数を分子とする計算方法です。


仮にこの算出方法で、2024年のIBJ全体の成婚率を算出してみると次の通りです。


成婚率 = 1年間の成婚者数 ÷ (2023年12月末の会員数 + 2024年入会数) 

    = 15,374 ÷ (85,854 + 62,687) = 10.35%


一方で全退会者を分母にした場合の算出は、


成婚率 = 1年間の成婚者数 ÷ 1年間の全退会者数

    = 15,374 ÷ 54,374 = 28.27%

予約すると、1年間IBJで少しでも活動をした婚活者全員を分母として、その中でご成婚が出来た人の割合は約10%となります。


また、1年間の中でIBJを退会した人の中で、成婚退会した人の割合が約29%となります。


後者の方が正しい値になるので、多くの結婚相談所では後者の数値を採用しています。


婚活レッツも同様に成婚率を出していて、2024年度は約78%、23年度は約88%と非常に高い成果を出しています。2024年は仮に10人が退会したとして、そのうちの8人がご成婚退会し、2人が通常退会をしたということです。2023年に関しては、仮に10人退会したとして、そのうち9人が成婚退会で、1人が通常退会したことになります。


会員数が少ない結婚相談所は、とても高い数値となりがちです。100%となっているのは、2人中2人ご成婚、1人中1人がご成婚ということもありますので、信憑性の点からはある程度人数が多いということが前提になる数値だと思います。


成婚退会の算出式について、ある程度理解をして各相談所のホームページを見てみると良いと思います。



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