お見合い場所は所得に応じて選定するべき！

結婚相談所の婚活で、お見合い場所の選定は結婚相談所の仲人が行うことが多いと思います。ある程度会員さまのご要望等をお聞きした上で調整をしていくことになりますが、特に男性会員さまに関しては、所得に応じて場所の選定をする必要があると思っています。

お見合い場所の傾向について、１０年程前はお見合いはホテルのラウンジで行うのが一般的でした。カフェの利用は極力避けていたというのが実情でした。

しかし、コロナ以降日本国内においてもインフレ傾向が強くなり、ホテルラウンジのお茶代の価格もだいぶ値上がりしました。例えば、東京都内の老舗ホテルの帝国ホテルのランデブーラウンジの珈琲の値段は、コロナ前は税込金額１６５０円前後であったと記憶しています。コロナ以降に値上げをして、現時点では税込金額２５００円です。５０％程の値上げとなります。帝国ホテルのラウンジは容易に利用できなくなりました。ただ、逆に帝国ホテルを指定することで、特別感を演出することが出来るので、本気度が高いという印象を持って頂くことが出来ます。

当相談所でも、ホテルのラウンジとカフェの利用比率は４対６ぐらいの割合になっていると思います。月によっては３対７ぐらいになることもあります。ただ、所得に応じてお見合い場所を指定することが大切だと思っています。

例えば、年収が１０００万円を超える男性が、リーズナブルなカフェを指定してきた場合、評価が下がってしまう可能性があります。逆に、所得が低い人が帝国ホテル等のラウンジを指定すると、お相手は「大丈夫？」という疑念を抱いてしまいます。何でもそうですが、バランスがとても大切で、所得に見合った対応をすることが大切だと思います。

これは、お見合い場所に限ったことではなく、婚活デートの際のレストラン選定についても同様のことが言えますので、慎重に場所選びをして頂きたいと思います。